生田緑地・里山・自然の権利訴訟 99年10月18日法廷報告
（弁護士 関口佳織）
奄美には無事に行って来ました。薗さんには全面的にお世話になりました。
薗さんの人柄と生き方に熱く、熱く、惚れ込んで帰って参りました(*^ ^*)
奄美から帰ってきた翌日に実家のある都留で環境に関する講演（？）をさせられたの
ですが（そのために奄美調査を途中で切り上げてきたのが心残り・・・）、奄美とヒ
シクイの訴訟の話をしたところ、好評だったようです(^^;)
やっぱり熱い思いって通じるんだな・・・
ちなみに、朝倉＆坂元弁護士はｱﾏﾐﾉｸﾛｳｻｷﾞを、工藤弁護士はルリカケス、ｵｵﾄﾗﾂｸﾞﾐな
どを見ることができ、ご機嫌で帰ってきました。今も南国ボケ（？）している、当事
務所でございます。
さて、１０月１８日の生田の期日ですが・・・
前回証人申請したまちづくり局の斉藤氏につき、原告は、その必要性（先に証人とし
て出廷した亀岡氏の証言と斉藤氏が市議会で行った発言との矛盾を指摘）を記載した
上申書を提出したが、裁判所は「強い必要性を感じない」と。
次回、斉藤氏及び北条氏（美術館準備室長）の採否につき、被告が意見書を提出し、
その上で裁判所が採否を決定することとなった。
次回期日は１２月１５日 午後１時３０分〜 横浜地裁
亀岡氏（設計担当者）の尋問終了後、次の証人採否をめぐっての弁論期日が続いてい
ます。
原告としては行政担当者を尋問することの必要性を必死で訴えているのですが、裁判
所はなかなか「うん」といわない。しかし、これまでの経緯のすべてを知っていて、
すべての決定に関与しているはずの、「美術館準備室」のトップに尋問することをな
ぜこんなに裁判所は抵抗するのか、というのが原告（守る会のメンバー）の方々の意
見です。