生田・里山・［自然の権利］訴訟報告
８月２３日午前１０時〜横浜地裁
こちらも、岡本太郎美術館準備室長北条氏を証人として採用するかをめぐって２期日
目。
裁判所は「書面による尋問」を行いたいとの意向で、原告から質問事項を被告に出し、
北条氏がそれに答える形の陳述書を提出してきた。
しかし、北条氏の陳述書は「〜と聞いている」との表現が多く、さも自分は何も知らな
いかのように書いてあるが、この美術館は準備室が主体となって計画を進めてきたので
はないの！？
書面による尋問では、原告から北条氏に対し反対尋問ができないという大きな問題があ
る。よって、原告から再度、北条氏を採用してほしいとの意見書を提出した。
裁判所からは「北条さんは何も知らないと言っている。原告の方で、北条さんが知って
いるという証拠を出して欲しい」と言われた。結局、採否はまたもや次回期日に持ち越
し。
それから、今回、川崎市まちづくり局の斎藤氏を証人申請。彼は、２月・４月に証言し
た亀岡氏の上司にあたり、美術館の設計を担当した人物である。
こちらについても採否は次回となった。
次回期日は１０月１８日午前１０時、横浜地裁。